注目のスーパーホワイトセラミック
特に芸能人などを中心に人気を集めているのがスーパーホワイトセラミックによる輝く白さです。この場合の色や治療のポイントを紹介します。
今までのセラミック治療よりもっと白く明るい口元にしたいと希望する人が増えています。そんなニーズに応えるためのセラミックが、「スーパーホワイトセラミック」です。素材はオールセラミックタイプのみを使用して、経年劣化を起こさないのが特徴で、かなり長期にわたって輝くような白さをキープできます。
通常はシェードガイドと呼ばれる歯の色見本を目安に、現在の歯の色の状態（着色の程度）や、治療後の色変化を確認します。ただし、最近はシェードガイド色見本を記憶し「シェードガイド」という測定器があるので、自動で数値を判別することも多くなっています。
通常のシェードガイドは、A～Dに分けられたタイプで、4ステップの色の段階になっています。A～Dは色のメインカラーを示しています。Aは赤みがかった色で、Dは灰色みがかかった色という具合です。その各ステップの中では数字が小さいほどに白くなります。
日本人の平均的な歯の色をシェードガイドでいえば「A3.5程度」とされています。クリニックでのホワイトニングをすれば、B1程度が目標の色になるでしょう。
スーパーホワイトセラミックのシェードガイドはWタイプです。更に0～3までの4ステップがあって、W0がいわゆる最高の白さの色目安になります。一般の人ならW3程度を希望することが多いようです。ポイントは、笑った時に見える部分を左右対称にすることであり、オールセラミックの素材を使用するのは、輝く白さと透明感を併せ持っているからです。
ただ色が白いだけでは人工的に見えてしまいますが、自然な透明感を持ったオールセラミック素材なら、歯の色の微妙なグラデーションまで再現できます。